長船庖丁店

数々の名刀を生み出してきた備前長船の地で今も庖丁を造り続けています。

長船庖丁店
〒701-4271
岡山県瀬戸内市長船町長船93
代表者上田範仁携帯電話
 090-3377-2138

玉鋼庖丁ってどんな庖丁?

 さて、『玉鋼』(たまはがね)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

玉鋼とは”たたら製鉄”によって造られる、砂鉄を木炭で低温還元させた鋼のことです。

太古の昔から行われてきた製鉄法で世界各地にその足跡を見ることが出来ます。

しかし、様々な要因のため、現在では殆ど行われなくなってしまいました

そんな今では貴重な玉鋼を使って造られたのが”長船庖丁店”の”玉鋼庖丁”です。

 長船庖丁店の包丁が珍しい、貴重な理由、そのもうひとつの要素が折り返し鍛錬です。

鋼を熱して叩き締め、折り返しては熱し、叩き締め、折り返す・・・。

こうした折り返し鍛錬は刀鍛冶が日本刀を作刀する際、行う工程ですが、

現在日本刀以外の刃物では一部の日本剃刀を除いて行われてはいません。

しかし、長船庖丁店の庖丁は玉鋼を使い折り返し鍛錬を行い、昔ながらの製法を行っております。

 折り返し鍛錬を行うことで鋼に粘りが得られます。

この粘りが現代刃物にない切れ味と砥ぎやすさの両立を実現させているのです。

 ■動画『玉鋼包丁ができるまで』

江戸時代辺りまではこのようなたたらによる玉鋼を使った『折り返し鍛錬』で鉄製品がこしらえられていました。しかし、国家として鉄の生産量を増やす必要があった当時の日本は海外の石炭で鉄鉱石を溶かして鋼を得る製鉄法が取り入れられるようになり、比べて質は良いが生産性に劣るたたら製鉄は徐々に姿を消していきました。

 もっと知りたい!詳しく知りたい!玉鋼庖丁

さらに詳しい科学的な解説を写真つきでPDFによってごらんになれます。ぜひご一読ください。

  玉鋼庖丁が出来るまで その1 その2 その3 その4 その5 その6 

 

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